表面欠陥検出器(FM-L)
表面欠陥検出器 FM-Lシリーズ
プラスチックパイプや絶縁シースされたケーブル全表面の欠陥部を、光反射法によって検出します。
光源にLEDを採用することで長寿命を実現。
1台で全周検査を行うことができ、外径凹凸検出器では検出できないピンホールを検出可能です。
検出原理
ケーブル表面に投光し、欠陥がある場合のみ乱反射する光をレンズ系を通して光電池で受光し、スリット状光電池の光量差を電気信号に変換することで表面の異常を検出します。
検出対象
表面欠陥検出器FM-Lシリーズは、透明体、半透明体に対し、特に高い検出能力を発揮します。また、光沢のある金属表面よりゴム等の樹脂系表面が検出に適しています。
測定対象 | ビニール電線、通信ケーブル、電力用ケーブル、プラスチック、ゴム、ガラス管、パイプ、チューブなど |
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検出する欠陥 | シース不良(凹凸等)、ピンホール、キズ、ツブ、変色、フィッシュアイ(透明・半透明測定物)、異物混入、発泡、メルトフラクチャー、目やになど |
仕様
型名 | FM-44L | FM-66L | FM-88L | ||||
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CADファイル | DXF |
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検出器 | 検出カメラ | 4(全周面検査) | 6(全周面検査) | 8(全周面検査) | |||
被測定外径 | φ1~30mm | φ10~60mm | φ20~130mm | ||||
ライン速度 | 1~400m/分 | 1~400m/分 | 0.15~30m/分 | ||||
検出能力 | φ1mm×1mm(条件によりφ0.1×0.1mm)程度の欠陥部を検出 (検出能力は欠陥部の形状、材質、色などに依存します) |
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アラームレベル | 0~+10V連続可変 | 0~+10V連続可変 | 0~+1V連続可変 | ||||
警報出力 | 検出ごと赤ランプ点灯、a接点0.5秒ワンショット | ||||||
レコーダー出力 | 各chごとにアナログレコーダー用出力あり | ||||||
電源 | AC100V 50/60Hz | ||||||
消費電力 | 50VA | 55VA | 70VA |
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