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[L.E.]レーザ外径測定器でのトラブルシューティング

[L.E.000]レーザ外径測定器の取り扱い方について
  • 取付方向
    制限はありません。但しガラス面が下面に来るような設置は、ガラス面が汚れ易くなるので十分な保守が必要になります。
  • 外力による衝撃
    検出部は外的な衝撃を嫌う、精密回転モータ、レンズ、ミラー等が内臓されています。落下等の衝撃は故障の原因になります。
  • 電気ノイズ、サージ
    他装置のインバータより発生するノイズ、リレー、ソレノイド等の大きな電気ノイズは誤動作の原因になります。
    検出器・表示器の取付ベースは、共通アースにて完全にアースしてください。
    アースが浮いていると誤動作、更には機器の破損に至るケースもあります。
  • 環境温度
    電子機器ですので使用環境温度は40℃以内で使用してください。40℃を越えると、電子部品の劣化が早くなります。
    特に検出器に内蔵する半導体レーザは、温度が上がると寿命が短くなります。
  • 水滴、油、煙
    検出器に飛び散ると、誤動作や故障の原因になります。検出器に、水、水滴、油、及び煙等がかからぬ様に、十分除去してください
  • 日常点検
    日常的なメンテナンスは、検出器のガラス窓をアルコール等を含ませたワイパーで清掃して下さい。
    少なくとも、半年から一年間隔にてピンゲージ等で精度確認をして下さい。
  • その他
    電源をONしたまま、接続ケーブルを抜差ししないで下さい。故障の原因となる恐れがあります。必ず電源をOFFにしてから行ってください。
    接続ケーブルには他の動力線等と一緒に配線しないで下さい。電気ノイズにて誤動作等の原因となります。
[L.E.0]レーザ外径測定器のメンテナンス
  • レーザ外径測定器のメンテナンスは検出部のガラス面の清掃に尽きます。これ以外のメンテナンスは殆ど必要ありません。
  • 従って、なるべくガラス面が汚れにくい環境に設置することも重要です。
    湯気や煙を被る場所なら湯気や煙を吹飛ばしたり、バキュームする必要があります。
  • 水滴が飛んでくる場所への設置は絶対に行わないで下さい。
    検出部の前に水槽がある場合は十分水切りさせて、濡れた被測定物が測定エリアを通過することのない様にして下さい。
    濡れた被測定物が通ると水滴を飛ばしたり、落としたり、湯気を出したりと、トラブルの原因となります。

また、普通に見て判らなくても被測定物を良くみると濡れていたり、湯気が回りに絡んでいたりしていることもあります。

  • 水がついているかどうかを見るのに、タバコの紙巻き部分やティッシュ等で被測定物を触ってみるのも有効です。
  • ガラス清掃時には次の点に注意して下さい。
    なるべくティッシュ等は使用せず軟らかい布で汚れを拭いて下さい。
    アルコール等の薬品を使用するとより効果的です。

  • 拭いたつもりでもガラス隅に汚れや油分を集めただけで、汚れが拭き取られていない場合もあります。
    ガラス全面をキッチリ拭き取って下さい。
  • 清掃を怠ると、表示部でデタラメな値が表示されたり、HOLDが点灯したり、エラーとなって測定不能となる場合もあります。
    但し、ガラスの汚れが原因なら、ガラスをキレイに清掃すれば復帰します。
    逆に申せば、ガラスをキレイに清掃してもダメなら、現場でそれ以上対処しようが無く、
    弊社にて修理が必要ということになります。

尚、精度確認につきましてはトレーサビリティをご参照下さい。

[L.E.1]レーザ外径測定器でのトラブルシューティングの基本

レーザ外径測定器のトラブルの殆どが検出部側のトラブルに起因しています。次に表示部及び検出部と表示部を接続するケーブルがトラブル要因として続きます。
トラブルが発生したときは、まず検出部のガラス面を清掃してみて下さい。
清掃方法や設置の問題等は "[L.E.0]レーザ外径測定器のメンテナンス"の項目を参照して下さい。
また、ガラス面の端の部分の汚れやキズによってのトラブルの場合、汚れやキズがあると思われる部分をビニールテープで隠してしまうマスキングも効果がある場合があります。
トラブルが発生した検出部と表示部のセット以外に、正常なセットがあれば、検出部、表示部又ケーブルの内、どこに問題があるかを追い込めます。

  • 今、A側にトラブルが発生していて、B側は正常なセットだとします。
  • まずは、検出部を正常なBに交換するか、検出部側のコネクタにてケーブルを交換します。
  • このとき、A側のトラブルが解消したとすれば検出部Aに問題があることが判ります。
  • 未だにトラブルが解消されないならば、今度は更に表示部側をBに交換するか、表示部側のコネクタにてケーブルを交換します。
  • このときA側のトラブルが解消したとすれば、表示部Aに問題があり、
    それでもトラブルが解消されないならばケーブルAに問題があることが判ります。

また、2軸測定システムの場合に片方軸だけにトラブルが発生していて、
もう片方に問題がなければ同じ様にどこに問題があるか追い込めます。
弊社にて修理が必要な場合、トラブル原因となる部分が判明したとしても、
なるべく検出部と表示部をペアでお送り下さい。
検出部と表示部をペアにする必要については、FAQの[L.S.4]をご参照下さい。

[L.E.2]ホールドLEDがちょくちょく点灯するんですが・・・

LDM-110/1000/210シリーズでは、HOLDランプが点灯し、LDM-100シリーズではポジションランプ(数値表示の下の8つのLED)が点灯します。
この場合、レーザ素子及びスキャニングモータは正常に動作している場合が多いですが、検出部からの検出信号が乱れていることを示しております。
LDM-110/1000/210シリーズではこの状態が頻繁かつ連続的に発生するとやがて"E-14"エラーとなります。測定値がホールドするのは エッジ監視機能に依ります。
まずは、 "[L.E.0]レーザ外径測定器のメンテナンス""[L.E.1]レーザ外径測定器のトラブルシューティングの基本"を元に処置を行ってみて下さい。
ガラス面清掃により復帰しないトラブルは、基本的に弊社にて修理となります。
また、LDM-304H-XYやLDM-305H-XY等の2軸測定タイプの検出部を使用して、
金属棒やアルミテープを巻いた線材等の光沢のある測定物に対して測定していてこの問題が発生している場合は、
光沢物から反射したレーザ光が他軸の受光部に入り、干渉していることも考えられます。

この場合はレーザ光が被測定物の面に垂直に当たらない様に少し角度を付けて検出部を設置すれば解決できます。
但し、角度を大きく付けるほど実際の外径より太く表示されます。どれくらいずれるかは角度αによって幾何学的に計算できます。
誤差=(1/cosα - 1)*100[%]
仮に角度7度としますと、誤差は0.75%となります。
[L.E.3]上下限 の警報が全然働かないのですが・・・

最も多いのが、絶対値で設定している場合です。
弊社レーザ外径測定器では、上下限はREF PRESETで設定された中心値からの偏差で設定するようになっています。
この様にした方が、製造製品を変更する毎の上下限設定の手間は少なくなるはずです。
例えば、2mmのものに対して1.9mm以下で下限警報を出力し、2.11mm以上で上限警報を出力したい場合に、REF PRESETを02.000と設定し、
HIGH LIMITを2.110、LOW LIMITを1.900と設定したのでは実際には0.1~4.11mmの範囲では上下限が働きません。
この様な場合には、HIGH LIMITを0.110と設定し、LOW LIMITを0.100と設定しなくてはなりません。
上記原因でなければ表示部の故障の可能性が大きいです。

[L.E.4]LDM-1000/1000EXに装着されている基板の装着スロットを変更したら動作しなくなってしまったのですが・・・

以下に示す項目を確認して下さい。

  • 基板のIDスイッチの設定がFになっていないか?
  • 装着基板間で、IDスイッチの設定が重複していないか?
  • 基板がスロットにちゃんと差し込まれているか?
    これは意外に多いトラブルです。基板を挿入後一度手でグッと押込んでみて下さい。
[L.E.00]"E-00"エラーへの対処

"E-00"エラーはLDM-100シリーズ固有のエラーコードであり、LDM-110シリーズ以降の表示部には表示されません。
これは検出部からの検出信号が出力されていないことを示しており、
原因としてはレーザ素子のブレークダウン及びスキャニングモータのダウンの可能性が大きいです。
但しその他の原因により"E-00"が表示される可能性もあります。
まずは、 "[L.E.0]レーザ外径測定器のメンテナンス" "[L.E.1]レーザ外径測定器のトラブルシューティングの基本"を元に処置を行ってみて下さい。
ガラス面清掃により復帰しないトラブルは、基本的に弊社にて修理となります。
また、元々LDM-110とのペアで出荷された検出部と接続している可能性もあります。
この件の詳細につきましては、FAQの[L.S.4]を参照して下さい。

*LDM-100でも初期モデルでは、プログラムが対応していないために”E-00”ではなく”0000”になって測定出来ないモデルもあります。

[L.E.12]"E-12"エラーへの対処

"E-12"エラーは検出部からの検出信号が出力されていないことを示しており、原因としてはレーザ素子のブレークダウン及びスキャニングモータのダウンの可能性が大きいです。
但しその他の原因により"E-12"が表示される可能性もあります。
まずは、 "[L.E.0]レーザ外径測定器のメンテナンス" "[L.E.1]レーザ外径測定器のトラブルシューティングの基本"を元に処置を行ってみて下さい。
ガラス面清掃により復帰しないトラブルは、基本的に弊社にて修理となります。

尚、"E-12"エラー中は、レーザONを示すLEDが点滅する場合もありますが、
これはエラー発生中にレーザ光による危険を防止する目的で表示部(LDM-110等)が意識的に点滅させています。
表示部は3秒に1回レーザをONさせてみて正常に復帰しているかをチェックしています。

LDM-210の場合は、検出器のスキャン速度が不適切だと、”E-12”表示になることがあります。
LDM-210のCPUバージョンが2.11以降ですと、電源投入時に測定表示にCPUバージョンが表示され、緑の表示LEDにスキャン速度が示されますので、その数値をご確認下さい。
Ver2.11以前のバージョンをご使用のお客様は、パラメータNo.12をご確認ください。 末尾が0ならば2000スキャン、1ならば400スキャンです。

[L.E.14]"E-14"エラーへの対処

"E-14"エラーでは、レーザ素子及びスキャニングモータは正常に動作している場合が多いですが、検出部からの検出信号が乱れていることを示しております。
"E-14"が発生する場合、エラーメッセージの前段階として測定値が頻繁にホールドする現象が発生する場合が多いです。測定値がホールドするのは エッジ監視機能に依ります。
まずは、 "[L.E.0]レーザ外径測定器のメンテナンス""[L.E.1]レーザ外径測定器のトラブルシューティングの基本"を元に処置を行ってみて下さい。
ガラス面清掃により復帰しないトラブルは、基本的に弊社にて修理となります。

*透明体を測定しようとしてE-14表示となる場合、LDM表示器を正しく設定するとE-14表示を回避できます。

LDM-210の場合は、検出器のスキャン速度が不適切だと、”E-14”表示になることがあります。
LDM-210のCPUバージョンが2.11以降ですと、電源投入時に測定表示にCPUバージョンが表示され、
緑の表示LEDにスキャン速度が示されますので、その数値をご確認下さい。
Ver2.11以前のバージョンをご使用のお客様は、パラメータNo.12をご確認ください。 末尾が0ならば2000スキャン、1ならば400スキャンです。

[L.E.41]"E-41"エラーが出てしまいます。どうすれば良いでしょうか?

FAQの[R.7]を参照して下さい。

[C.E]外径制御でのトラブルシューティング

[C.E.1]AUTOに入れた瞬間に押出機あるいは引取機の回転数が変わってしまいますが・・・

AUTOに入る前は、ボリュームからモータまで信号が、外径制御ユニット内部でスルーになっていますが、AUTOに入るとスルーでなくなります。
この瞬間にモータ回転が乱れる原因として、最も多いのが、配線の引回しが長いことによって起こる誘導電圧です。
ボリューム -- 外径制御ユニット -- モータの配線は極力短くする必要があります。
また、信号と対になる0V信号線とはツイストペアにすると良いでしょう。
シールド線を使用している場合はシールドの処理方法(アースへの接続を外したり)を替えるだけで良くなる場合もあります。

[C.E.2]制御をかけても外径変動を押さえられないのですが・・・
  • 外径制御ユニットによって制御できる外径変動とできない外径変動があることをまずご理解下さい。
  • 基本的に押出機の口から外径測定器までの距離より短い周期の外径変動は制御できません。
    これは押出し回転のムラや引取りプーリの滑り等が原因である場合が多いようです。
  • 外径制御ユニットでの制御は、材料の練りの状態の変化、温度変化、押出ヘッド部分のメッシュの根詰まり等による時間的周期の長い変動に対して有効に働きます。
  • その他に、制御がうまく行かない原因としては、外径制御ユニットの設定のやり方に問題がある場合もあります。
    取扱説明書に従って今一度設定を確認してみて下さい。
[C.E.3]引越し等で外径測定器を交換したら制御出来なくなったのですが・・・
  • 外径制御ユニットDAC+88に組み合わされる外径測定器を交換することによって通信速度の違いにより通信不能になり、制御不能になるパターンが多いです。
  • 外径測定器の表示器の型式が同じ場合に制御不能になった場合は、以前に接続されていた表示器の背面の設定スイッチの状態を確認して下さい。
  • 以前接続していた表示器が分からなくなってしまった場合は、下記の表に従って設定を行なってください。

※右へスライドしてご覧ください

表示器機種名 LDM表示器の設定確認方法 DAC+88の通信設定
LDM-110 背面の”BAUD”が”4”になっていることを確認して下さい 1200bpsになっていることを確認して下さい
LDM-210 Select番号1番が”3”になっていることを確認して下さい 1200bpsになっていることを確認して下さい
LDM-110EX 背面のDipスイッチSW3の7,8番を両方を上げて下さい 300bpsになっていることを確認して下さい
LDM-1000EX 背面の”BAUD”が”4”になっていることを確認して下さい 1200bpsになっていることを確認して下さい

*DAC+88の通信速度の設定/確認は、電源スイッチを一旦OFFにして ”MODE”ボタンを押しながら電源スイッチをONにします。
設定が終わったら電源スイッチを切り、数秒置いてから電源投入すると 設定が反映されます。

[C.E.51]自動立上げで、低速での立上りが遅いのですが・・・

自動立上げユニットでの立上げ過程では、外径が設定値にある程度近づかなければ、
立上げを停止して(=そのラインスピードを保持して)、外径が良くなるまで制御を繰返します。
レーザ外径測定器の測定値を元にモータ回転数を微調してから、実際に外径がどの様に変化したかを知るのには、
押出機を出た線が外径測定器の検出部を通過するまで待つ必要があります。
よってラインスピードが遅い段階では、モータ回転数を微調してから、実際に外径がどの様に変化したかを知るのに時間がかかりますので、
外径が合わないと低速での立上りが遅くなります。
この問題の解決のアプローチは次に示す通りです。

  • この問題を解決するための最も良い方法は、外径測定器の検出部をなるべく押出機の出口に近づけることです。但し、湯気や熱の問題をクリアにする必要はあります。
  • 押出機モータ及び引取機モータのリニアリティを改善することも必要になってきます。高速での押出し及び引取の比で低速運転しても同じ外径が出る設備が理想的です。
  • 自動立上げユニットのパラメータにて少しでも改善するようにチューニングして行く手もありますが、
    時間とスキルが必要になることに加え、せっかくチューニングしても外気温や押出機内部の樹脂の状態等の影響で条件が変わってしまうこともあります。
  • 低速では、外径が良くても他の要因で製品として取れないこともあります。その様な場合は製品取りできるラインスピードまで一気に上げる方が良いです。
[C.E.52]自動立上げで、AUTOに入らないのですが・・・

原因としては次の項目が考えられます。

  • RS-232Cの接続不良。または外径測定器とのボーレートが合っていない。
  • 外径測定器の測定エリアに測定物が無い。(=外径測定器は0000を表示している。)
  • 背面端子台の押出ON入力(6番端子)または引取ON(7番端子)がOFFとなっている。
  • AUTOスイッチの故障。

[T.E]外径凹凸検出器でのトラブルシューティング

[T.E.1]凸のランプと凹のランプが点灯したままで、動作しなくなりましたが・・・

以下に示す項目が原因として考えられます。

  • これは白色タングステンランプを光源として用いている外径凹凸検出器では起こりうる現象で、原因はランプ切れにあります。
    (現在は寿命が半永久的なLED光源を用いたタイプが主流となっております。)
  • 添付の取扱説明書の手順に従ってランプを交換して下さい。予備用ランプは本体の中に内蔵されております。
  • 本体のフタを開ける際に開ける面を間違えない様くれぐれもご注意下さい。間違えますと、弊社で再調整する必要があります。
[T.E.2]コブがないのに誤動作で警報を出力してしまいます、考えられる原因を教えて下さい

以下に示す項目が原因として考えられますが、検出したいコブが小さくなる程、条件がシビアになります。

  • ガラス面の汚れ
  • 被測定物に水分が付着していないか?
  • 測定部分に水滴、ゴミ、ほこり等は飛んでいないか?
  • 太陽光等の強い光が当たっていないか? (室内の蛍光灯程度なら問題ありません。)
  • 外径凹凸検出器設置部分が振動していないか?
  • 誤動作の瞬間に被測定物が大きく跳ねることはないか?

*もしも校正ゲージユニットオプションをお持ちならば、取扱説明書に従って校正をしてみて下さい。

[A.E]カウンティングイベントプリンタでのトラブルシューティング

[A.E.1]紙交換したら印字されなくなってしまいましたが・・・

カウンティングイベントプリンタに使用しているプリンタは感熱紙タイプのプリンタです。
よって紙ロールの装着の際に紙の裏表を間違えると、印字されなくなります。紙の裏表を逆にしてみて下さい。
また、弊社純正品以外のプリント用紙を使用しようとして動作不良になるケースも見受けられます。 プリント用紙は、純正品をご使用ください。

[A.E.2]正しくカウントしていてくれませんが・・・

正しくカウントしない原因として次のことが考えられます。

  • ノイズによる誤カウント
    この場合、単相パルス入力では、多めにカウントし、A相B相パルス入力では少なめにカウントする傾向にあります。
    近くにスパークテスタがある場合は、スパークテスタとの距離を離してみて下さい。
  • 1つのパルスエンコーダから、カウンティングイベントプリンタ以外の機器にも並列に接続している場合
    並列に接続された各機器にダイオードを入れると良くなる場合があります。

  • パルスエンコーダが電圧入力の場合に電圧レベルが適切でない場合
    電圧レベルが適切であるか確認して下さい。DC12Vレベルをご使用下さい。

[J.E]ジョイント検出器でのトラブルシューティング

[J.E.1]ジョイント部でないのに誤動作で警報を出力してしまいます、考えられる原因を教えて下さい

以下に示す項目が原因として考えられます。

  • ジョイント検出センサ設置部分が振動していないか?
  • 誤動作の瞬間に被測定物が大きく跳ねることはないか?
  • 近くにスパークテスタはないか?

カタログや取扱説明書には書かれていない情報

[T.2]LDM-110での裏技
1.偏差測定モード (Ver1.25以降のCPUバージョンで有効です)
  • LDM-110のフロントパネルのREF PRESET設定を00000にした状態で、CALスイッチのLを押込むことによって 偏差測定となります。
    CALのLをしばらく押込んでいて、 8.8.8.8.8.と表示され、次に8.8.8.8.8.の表示が終了したら、CALのLを押すのを止めます。
    偏差測定とは、それま での値を基準としてその基準値との差を表示する測定です。
    例えば2mmのワークを測定していて、LDM-110が 2.000と表示していたとします。その時点で偏差測定になったら2mmを測定すると0.000表示となります。
    そして2.01mmを 測定すると0.010と表示され、1.99mmを測定すると-0.010と表示されます。
  • 偏差測定中、表示値が負の値になる場合はマイナス符号が点滅します。
  • 偏差測定から通常の絶対測定に戻すにはREF PRESET設定を00000にしたまま、HI-CALスイッチを押込みます。
  • 偏差測定の状態で電源を切っても、電源投入時は必ず通常の絶対値測定となっております。
2.多点校正モード (Ver1.21以降のCPUバージョンで有効です)
  • レーザ外径測定器の校正は通常2点で行ないます。
    2点校正では、測定エリア内での細径と太径の2点に対して直線を引いて校正しますが、実際には測定外径に対する非直線性があります。
    殆どのアプリケーションでは、この測定曲線の非直線性は無視できますが、
    非直線性に対してより細かく精度を追求したい用途では多点校正が有効になります。

  • 従来の2点校正ではLoとHiの2点で校正しましたが、
    多点校正モードでは、Lo[0]、Lo[1]、Lo[2]、Lo[3]、Hiの5点になります。

  • リアパネルのGAINスイッチを8以上にセットすると、多点校正モードとなります。多点校正でのGAINの値は下記の様になります。

設定8:0.1um/V
設定9:1um/V
設定A:10um/V
設定B:0.1mm/V
設定C:1mm/V
設定D:10mm/V
設定E:0.1m/V
設定F:1m/V

  • 多点校正時も2点校正時と同様に、フロントパネルのREF PRESETスイッチとCALスイッチを用いて校正します。
    Lo[0]への校正は、フロントパネルのLOW LIMITスイッチの最下位桁(一番右の桁)を 0に設定して、
    測定ゲージの外径値をREF PRESETスイッチに設定し、CALスイッチのLを押込むことによって行ないます。
    CALのLをしばらく押込んでいて、8.8.8.8.8.と表示され、次にREF PRESETで設定した値が表示されたらLo[0]校正終了ですので、CALのLを押すのを止めます。
    Lo[1]-[3]のときも同様にLOW LIMITスイッチの最下位桁を1-3に設定してCALのLを押込むことによって行ないます。
  • 2点校正において従来の方法で細径と太径の2点に対して校正すると、Lo、Hi校正値がそのまま多点校正でのLo[0]とHiに代入されます。
    また、逆に多点校正でのLo[0]とHiの値は2点校正でのLoとHiにも自動的に代入されます。

  • また、2点校正すると、多点校正でのLo[0]とHiが更新されると同時にLo[1]-[3]には、LoとHiの2点間を4分割した値が自動的に代入されます。
    従って2点校正が完了した時点での2点校正直線と多点校正直線は全く同じになります。
    [例] 2点校正でLo=2mm、Hi=20mmで校正すれば、多点校正の各点は、
    Lo[0] = 2mm
    Lo[1] = 6.5mm
    Lo[2] = 11mm
    Lo[3] = 15.5mm
    Hi = 20mm
    となります。

  • 但しこれは2点校正でCALを押した際にLo[1]-[3]を更新するのであって、リアパネルのGAINスイッチにて多点校正から2点校正に切替えただけでは更新されません。
  • ここではLo=2mm、Hi=20mmで2点校正された状況を例に実際に多点校正する場合の折れ線近似の様子を見てみます。
  • 今14mmゲージを測定したら、14.3mmと表示されたとします。([注]実際にこんなにずれることはありません。)

  • Lo[2]を校正すると、以下の様な折れ線になります。

  • これを正しく14㎜と表示させるためには、14㎜の点を範囲に含むLo[2]かLo[3]の点を再校正します。(例えば、Lo[1]を14㎜として校正すると、Lo[2]=11㎜なので矛盾が生じます。校正店の関係が最終的には Lo[0]<Lo[1]<Lo[2]<Lo[3]<Hiとなる必要があります。もし、 Lo[1]を14㎜として校正する必要があるならば、Lo[2]も、14-15.5㎜の間の点で校正すれば、最終的に上の式を満足します。あくまでも最終的に上の関係式に満足していれば、校正途中では矛盾が生じても構いません。)
  • Lo[3]を校正すると、以下の様な折れ線になります。

  • 出荷時の校正値の復帰方法は多点校正でも2点校正時と同じく、CALのHとLを押込みながら、電源投入することによって行ないます。
    このとき、GAINスイッチの設定とは関係なく、2点校正値と多点校正値共に同時に復帰します。
3.RS-232C測定値垂れ流しモード (Ver1.31以降のCPUバージョンで有効です)
  • RS-232C通信において、"F"という文字を受けるとLDM-110は測定値垂れ流しモードとなり、測定値がRS-232Cを介してどんどん出力します。
    そして再び"F"を受取ると測定値の出力を停止します。

プリンタ搭載機器のご使用上の注意点

* プリンタの機構部は消耗品です。
保証期間内であっても、有償修理になる場合がございますのでご注意下さい。

使用上の注意
  • 用紙を入れない状態での空印字は故障の原因となりますのでおやめ下さい
  • 紙を送る際、FEEDスイッチをご使用ください
    FEEDスイッチを使わず紙を引くと故障の原因です
  • プリンタを落としたり、ぶつけたりしないでください
    ご自分で分解したり修理することはおやめ下さい
  • プリンタは水などに濡らさないで下さい
    パネルを取り外してご使用にならないで下さい
  • 印字用紙を差し入れ口より逆に引っ張りますと故障の原因となりますのでおやめ下さい
  • プリンタに異常があるときは直ちに電源を切り、異常が継続していない事を確認して弊社へご相談下さい

感熱紙は表面が化学薬品で特殊処理されており熱化学反応で発色するようになっている特殊紙です。
以下の点に十分ご注意下さい。

感熱紙のお取り扱いの注意
  • 乾燥した冷暗所に保存して下さい
  • 固いもので強く擦ったり、有機溶剤の近くに置かないで下さい
  • 塩ビフィルム、消しゴムや粘着テープに長時間接触させないで下さい
  • 複写直後のジアゾおよび湿式コピーとは重ねないで下さい
  • 糊付けするときに科学糊は使わないで下さい
  • 粘着テープは感熱紙を変色させる事があります
  • 裏面を両面テープ等で止めるようにして下さい
  • 汗ばんだ手で触りますと指紋が付いたり、印字がぼける事があります
  • 用紙は指定の感熱紙をご使用下さい

プリンタの設置は水平から垂直までの間でお使いください。
次のような場所での使用や保管は、故障の原因となりますので設置しないで下さい。

設置
  • ホコリ、粉塵の多い場所や強い振動のある場所
  • 電磁ノイズ、腐食性ガスの発生する場所
  • 直射日光が当たる場所や、水分・油分の多い場所
  • 温度が40℃以上の場所や、0℃以下の場所
  • 相対湿度が80%以上の場所
  • 急激な温度変化があり結露が考えられる場所

製造中止・廃盤型式 一覧

※右へスライドしてご覧ください

機種名 型式名
1chコンパレータユニット 1chコンパレータユニット
AD2回路BCD分配器-50 2回路BCD分配器
2層制御ユニット 2層制御ユニット
3ch警報ユニット 3ch警報ユニット
3回路BCD分配器 3回路BCD分配器
4CH中継器 4ch中継器
カウンティングイベントプリンター AD-20
AD-30
AD-30YEX
AD-50
AD-50E
自動立上げユニット ADAC-77
キャパシタンスモニター用センサー CP-05
CP-09
CP-15
CP-26
キャパシタンスモニター CPM-101
CPM-400
CPM-100
CPM-401
DAC-66 DAC-66
外径制御ユニット DAC-86
DAC-86A
DSP-5
EPWS導体抵抗測定器 EPWS導体抵抗測定器
ファイバ振幅測定装置 FB-1500
カール測定器用 PC FB-7000
FB-7001
表面欠陥検出器 FM-44
FM-44SP
FM-66
FM-88
機種名 型式名
断線・混線検査器 FT-128K
ID-5001 ID-5001
配線検査器 KT-110
レーザ外径測定器 LDM-100
LDM-100C
LDM-100CA
LDM-100EX
XYプロセッサ LDM-100XY
レーザ外径測定器 LDM-101S
LDM-102N
LDM-103
LDM-103N
LDM-103N-XY
LDM-104N
LDM-104N-XY
LDM-104N-XYZ
LDM-105N
LDM-2000
LDM-C503
外測用データ収集ソフト LDMCOM1K
LDM-PC
外径凹凸検出器 TM-1000
TM-1000S
TM-1000S-1
TM-1000S-2
TM-1000S-8ch
TM-1000XY
TM-1000XY-1
TM-1003-1
TM-1004
定電流ユニット VI-104

メンテナンス案内

弊社製品のメンテナンスサイクルにつきまして
日頃より、弊社製品をご愛用いただき深謝申し上げます。
弊社製品を通常状態でご使用いただいている場合のメンテナンスサイクルにつきまして案内させていただきます。

**下記に記載したサイクルの年数は、製品の寿命を表すものではありません。お客様のご使用環境によって、部品寿命は変動いたします。

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機種 型式 主な消耗部分 サイクル
カウンティングイベントプリンタ AD-50 プリンタ本体・充電池 原則3年
レーザ外径測定器 LDMシリーズ検出器 レーザダイオードユニット 原則8年
スキャニングモータ 原則8年
ガラスフィルタのシール 原則5年
LDMシリーズ表示器 電源スイッチ・デジタルスイッチ 原則5年
外径凹凸検出器 TMシリーズ レベル設定ダイヤル 原則5年
表面欠陥検出器 FMシリーズ ハロゲンランプ・排熱ファン 原則1年
FM-Lシリーズ 原則5年

販売終了製品の修理対応

弊社製品の修理対応期限につきまして
日頃より、弊社製品をご愛用いただき深謝申し上げます。
弊社製品は、お客様の製造に関するインフラを支えている重要な機器であり、十分なユーザ支援を実現できるように体制を整えておりますが、
IC 部品等の激しい技術進歩に伴う部品の製造中止等により、修理部品の確保が困難な製品があります。
諸事情をご理解いただけますようお願い申し上げます。
**このリストに無い機種でも、出荷後 15 年を超える製品は修理不能となる場合がございます。

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機種 型式 修理対応 備考
レーザ外径測定器 LDM-102N × 検出器/表示器
LDM-103N × 検出器/表示器
LDM-104N × 検出器/表示器
LDM-105N × 検出器/表示器
LDM-100 △ (お問い合せください) 表示器
LD-100EX △ (お問い合せください) 表示器
LDM-100C △ (お問い合せください) 表示器
LDM-100CA △ (お問い合せください) 表示器
LDM-100XY △ (お問い合せください) XYプロセッサ
外径制御ユニット DAC-86 △ (お問い合せください) PI制御ユニット (現行器はDAC-86B)
DAC-86A △ (お問い合せください) PI制御ユニット (現行器はDAC-86B)
外径凹凸検出器 TM-1000XY ×
TM-1000S ×
TM-1004 ×
TM-1003-1 △ (お問い合せください)
TM-4001(茶色カバー品) ×
TM-6001 ×
カウンティングイベントプリンタ AD-10 ×
AD-20 ×
AD-30シリーズ △ (お問い合せください)
AD-50
AD-50E

デモ器一覧

2016 年 10 月現在

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機種 型式 備考
レーザ外径測定器 LDM-110 4Set
LDM-301H/LDM-110
LDM-302H/LDM-110
LDM-302H-SP/LDM-110
LDM-303H/LDM-110 4Set
LDM-303H
LDM-304H/LDM-110 5Set
LDM-305H/LDM-110 揺動器仕様
LDM-304H-SP L=400mm
LDM-303H-XY
LDM-303H-XY/LDM-110 2Set
LDM-303H-XY
LDM-303HS-XY/LDM-210
LDM-110EX
LDM-304H-XY/LDM-110EX
LDM-303H-XY/LDM-1000EX
LDM-304H/LDM-1000EX
LDM-303HS/LDM-210
LDM-303HS-SP/LDM-210
LDM-302HS/LDM-210
LDM-304H/LDM-210
LDM-205
LDM-100VP
LDM-100QC
外径凹凸検出器 TM-503W
TM-3004WA
TM-1003W(ダイヤル付)
TM-3002W
TMS-1104W/TMS-01
TM-1104WS
TM-503W/PW-01
TM-503W/PW-02
TM-1104W
TM-3001W
表面欠陥検出器 FM-44
FM-44L 2Set
アプリケーションソフト AD-PC 5Set
接触式厚み計 LD-50HL/LD-50AH
ジョイント検出器 ID-5
ID-50
ID-1001/ID-30
ID-8
IDS-501
IDX-701/IDX-06
IDX-03 (06)
外径制御ユニット DAC-86B 5Set
DAC+88 3Set
カウンティングイベントプリンタ AD-50 3Set
警報ユニット AL-03
エッジセンサ PRF-10H
PRF-93
走行金属温度計 RMT-01 3Set
エラストリングマーカー EMAC-009
EMAC-019
肉厚測定器 LDM-WTM

用語説明

移動平均

移動平均とは平均回数分のデータを蓄えて、その総和を平均回数で割って平均値を計算しますが、
新たにデータがサンプリングされたときに、平均回数分過去のデータを捨てて、新しいデータを加え、平均計算する方式です。

これに対比するものは単純平均で、平均計算をした時点で一旦総和を0にリセットしてから、平均回数分だけデータを蓄えた時点で平均計算する方式です。
ここではデータサンプリング間隔2.5msec、平均回数を8回に設定した場合の単純平均出力と移動平均出力の違いを下に示します。

エッジ監視機能

エッジとは?

レーザ外径測定器内部では、スキャニングレーザが通過する領域と遮断される領域との境目にて電気的なパルス信号を発生します。
このパルス信号をエッジと呼びます。(図の例でのエッジ数は4本です。)

連続押出しラインでは、通常ならばオンライン測定中にエッジ数の変化は無いはずですが、
虫、ゴミ、水滴等が測定領域内に飛来することによって、エッジ数が変化する可能性があります。

エッジ数が変化すると異なった測定値を示す場合もあり、この測定値を元にフィードバックした外径制御を行なっていると不都合なことがあります。
エッジ監視機能ではエッジ数を常に監視して、エッジ数が変化した場合にエッジ数が変化する直前の値をホールドしてエッジ数が安定するまで待機する機能です。
LDM-100シリーズではポジションランプが全点灯してエッジ数変化を報せます。ホールドランプがあるタイプではホールドランプが点灯してエッジ数変化を報せます。
そして測定値ホールド解除後に再び正しい外径を表示します。

LDMシリーズではエッジ監視機能のON/OFFを選択できます。
出荷時は通常ONに設定されています。
通常測定ではエッジ監視機能ONを推奨しますが、レーザ光が中抜けする様な測定物の場合にはOFFの方が都合が良い場合もあります。

この2本が出たり出なかったりする場合があり、エッジ監視機能が働いているとエッジ数が変化する毎に値をホールドするので、
ずっとホールドしたままになってしまうことがあります。

押出制御

引取速度を一定として、押出回転数を変化させて外径を制御する手法。 (引取制御は押出制御の逆。)

ゼロサプレス

表示の時にゼロになった上位桁をブランクにする機能。 例えば、表示桁が6桁で"###.###"表示のときに、表示されるべき値が1.234とします。
この時ゼロサプレスされた状態だと"1.234"と表示されますが、ゼロサプレスをオフにすると"001.234"と表示されることになります。
ゼロサプレスをオフにする必要性については [L.B.5]を参照して下さい。

引取制御

押出回転を一定として、引取速度を変化させて外径を制御する手法。
(押出制御は引取制御の逆。)

平均回数

FAQの[L.S.5]を参照して下さい。

お問い合わせ

「お問い合わせ」または「技術相談」等は
こちらから受け付けております。

TEL.042-645-8920

受付時間/9:00〜17:30(平日)