LED外径測定器（LOD）

2023年12月20日 2023年12月21日

takikawa2021

LED外径測定器

LED外径測定器は、緑色LEDによって高速サンプリングを行い、非測定物の外径を計測する測定器です。

従来の半導体レーザーによる外径測定器に比べ、光源にLEDを採用することで消費電力の低減を実現しました。

LED光が遮断された面積をCMOSセンサを使用して計測するため、20,000回/秒の高速サンプリングを実現。さらに、光軸方向距離測定機能を搭載することで、非測定物の計測時点の位置情報（X, Y）を取得することができます。

また、中継器（LOD-01）を使用することで、PLCやパソコンを通じて測定データの取得や直接制御が可能。従来通り瞬時値を確認したいお客様や直接操作を行いたいというお客様には、表示器（LOD-10）もオプションでご用意しています。

中継器［LOD-01］は、検出器の設定や、検出器で取得した情報の処理を行う装置です。

従来のレーザー外径測定器［LDMシリーズ］では表示器で検出器の設定を行っていましたが、LED外径測定器では、中継器で全ての設定が可能。表示器を介することなく、PLCやパソコンと接続することができます。

また、エンコーダー入力を採用することで、被測定物の移動速度の影響を受けることなく一定間隔での外径測定が可能です。

表示器［LOD-10］は、検出器の測定データを表示させる装置です。

検出器とのデータの遣り取りは、中継器とPLC／パソコンを接続することで可能になりましたが、従来通り測定値を表示させたい場合や、手軽に中継器の設定を変更したい場合のために、オプションとしてご用意しました。